HISTORY

2018年10月『夏への扉』

作:谷藤太(劇団enji)演出:喜都アイラ

開かない扉、埃をかぶった食器、古びた原稿入りの茶封筒。

・・・未来の見えないこの店と、私。両親が残した喫茶店で、客も入れず一人過ごす明日香。

 

「僕は、夏への扉を探している。」

 

『明日の香り』にのって、開かないはずの扉から現れたのは・・・大好きな人たちとの夏の日だった。


2018年6月『お陰様で今日もメシが美味い』

作・演出:否カるキ

『なぁ、交代しないか?』

『え、お前誰?』

 

スマホが人間に変身したりスマホと戦うことになっちゃったり

―――俺はお前になりたかった。ずっとなりたかった。そりゃ人生いろいろあるんだけどもまぁ別に、何だっていいか!

―――ありがとう、お陰様で今日もメシは美味いんだから。


2018年5月『あしたあなたあいたい』

作:成井豊+隈部雅則 演出:士幌九三

その昔 横浜のとある会社で『クロノス・ジョウンター』と呼ばれるタイムマシンの開発実験が行われていた。 被験者となった一人の男には、どうしても過去へ行きたい理由があった。 そこで彼が得たもの、そしてその大きな代償とは・・・

 

―― 三十五年前の出来事を、もう一度最初から振り返ろう――


2017年12月『ケンジ先生』

作:成井豊 演出:一竿風月

西暦2098年、地球から学校がなくなった時代。

14歳になったレミが、おばあちゃんから貰ったとんでもない誕生日プレゼント。それは、古道具屋の片隅で10年も売れ残っていた、教師アンドロイド「ケンジ先生」だった。

レミは生まれて初めて出会う「先生」とぶつかってばかり。夏休みはもうすぐ終わりなのに、宿題も手伝ってくれた。だけど、どこにでも一緒についてくる。―――ケンジ先生にとってレミは、ずっとずっと会いたかった「生徒」だから。


2017年10月『流れ星』

作:宅間孝行 演出:かえで

時は現代2006年、ここは下宿屋「徳秀館」。星野謙作と夏子の熟年夫婦が営んでいるが、二人の関係は完全に冷め切っていた。そんなある日、いつもどうり出かけた謙作は、出先で突然倒れ帰らぬ人となってしまう。それから数日経ったある日、夏子の願いを叶えてくれるという魔法使い・マリーが現れた!夏子の願いは、

 

「タイムスリップ出来る?」

 

夏子は過去に戻って人生をやり直したいと望み、その願いを叶えるべく1970年へ・・・。果たして歴史を変えられるのか。

 

そしてマリーの正体は?


2017年6月『極彩色のあなたへ』

作:葉月莉恋 演出:三丁目ヨシコ、葉月莉恋

―お前だけは、生き延びてくれ―

生き別れになった兄妹。兄を失い絶望する妹に救いの手を差し伸べたのは一人の若者であった。異なる道を歩き始めた兄妹を極彩色の運命が嘲笑う。これは単純で残酷な、愛の物語。


2017年5月『水平線の歩き方』

作:成井豊 演出:課長風月

「ここから水平線まで何キロあるか知ってるか?」ずっと、その先にいると思っていた人が、今、目の前にいる―

社会人ラグビー選手の岡崎幸一。ある日、自宅のアパートに帰るとアサミと名乗る女性と出会う。それは、小学生の頃病気で亡くした母だった。半信半疑のまま、幸一はこれまでの自分のことを語りだす。35年の年月が、彼の脳裏に鮮やかに蘇る…。


2016年12月『THE BEE』

原作:筒井康孝~「毟りあい」~新潮社 より

共同脚本:野田秀樹&Colin Teevan 演出:とんび

1970年代東京。脱獄犯に立てこもられたサラリーマン・井戸は脱獄犯の妻子を人質に取る。

鳴り響く銃声、舞い散る石膏、折られた指、繰り返される静寂、這い回る蜂。

――――――戒厳令、発令。


2016年10月『笑われガスター』

作:大矢場智之 演出:狂坂狂死郎

小さな田舎町で生まれたガスター。彼はどこにでもいる普通の男の子。しかし、あるひとつの特技を除いては。それはみんなを笑わせることだった。そう、彼自身が怖くなってしまうくらいに・・・。


2016年6月『ハックルベリーにさよならを』

作:成井豊 演出:課長風月

ケンジは小学6年生で、母さんと二人暮らし。

父さんは別の町に住んでいて、月に一度の面会日にしか会えない。家庭教師のコーキチくんは、カヌーが大好きで、その影響でケンジも大好きになった。が、母さんは危ないといって、乗ることを許してくれない。今日は面会日。ケンジは父さんのマンションへ行く。近くのボートに乗るのを楽しみにして。ところが、父さんの部屋にはカオルと名乗る女性がいた・・・


2015年12月『オーデュボンの祈り』

作:伊坂幸太郎 演出:山平晋也・斎藤健太郎

強盗に失敗して逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。150年間、外界から遮断されている荻島には妙な人間ばかりが住んでいる。嘘しか言わない画家、殺人を許された男、人語を操り未来が見えるカカシ。次の日カカシが殺される。未来を見通せるカカシは何故自らの死を阻止できなかったのか。


2015年9年『赤鬼』

作:野田秀樹 演出:かいばしら稜

これはフカヒレスープを飲んで死んだ女の話。浜に現れた赤鬼に遭遇する村の嫌われ者「あの女」

赤鬼とあの女、二人の出会いが美しくも絶望的な結末へと進んでいく。一九九六年に初演が行われた野田秀樹作「赤鬼」をリメイク


2015年6月『海ゆかば』

作:皆木達也 演出:栗饅頭大魔王

 

昭和十九年、夏 平成十九年、夏 

違う時代に生まれ育った、同じ世代の若者が 時代を超えて今、出会う・・・。


2015年5月『LOVELY LIFE』

作:別所慎司 演出:山本サーモン

 

現代人のための恋愛コンサルティング会社「Lovely Life」を経営するノボローと新入社員のトモヤは、面倒なトラウマを抱え込んだ会員や理解力のない事務員が巻き起こすトラブルに四苦八苦する。 果たして二人は会員たちをラブリーでハッピーな人生へと導くことができるのか!?


2014年12月

『チロリンマンの逆襲~あなたの家族の残酷喜劇~』

作:吉原廣 演出:蛸MASASHI

金曜日の朝、息子(健)が不思議な女を連れて帰ってきた。
その名は「チロリンマン」!
金曜日の午前中だというのに、家族全員が家にいる。
彼女は一体何者なのか、彼女の目的とは一体何なのか!?


2014年10月 

『クレーム・シャンティは嘘をつかない』

作・演出:阪本朱里

 

生クリームのケーキが食べたい!

海辺の町で洋菓子店を営む塚山姉妹のもとに親友の瀬川から息子の誕生日ケーキの予約が入る。しかし、立地が災いし業者は生クリームを運んで来れないという。どうしたものか。

そんな折長い間海外へ飛んでいた幼馴染の森下が休暇で帰ってきた。

70年代に登場し旋風を巻き起こしたショートケーキ。都市部で広がる生クリームだが、地方ではまだままったり重いバタークリームが主流だった―


2014年9月 『人間バンザイ』

作・演出:てんとうむし小太郎

 

海底でその歌は響く。淡々と。
『僕たち 何でも 混ぜるの 大好き』
20xx年 ある料理人が美味しいシチューを作る。
20xx年 私たちの掘り起こす堀起こさない戦争勃発。堀起こさない軍の勝利で終戦。
20xx年 洗濯機に放り込まれた。死にそうになった。
20xx年 脳みそに豚が入ってきた。肉を喰い漁られた。頭痛薬も飲まずに英雄は式典で演説。
-これは何かと戦い続けたある科学者の記録-
私たちは忘れている。いや、目を背けている。自分が自分だということを

2014年6月 『ズレ男』

作・演出:シロナガスまいこ

みんなの目に見える僕はそこにいるけど、本当の僕はそこじゃないんだよ…
人とは少しズレた感覚をもった青年、中島(なかのしま)くん。
そのズレは彼の記憶と深く関係する病気だった。
彼は自分の病気を治すべく、変わった患者の治療をすることで有名な、ちょーっとうさんくさい医者と共に日々奮闘する。
しかし、彼の病気を治したのは意外な人との再会だった…!?


2014年5月 『ゴリラになった男』

作・演出:綾小路かまきり

「ゴリラだー!捕まえろー!」俺はゴリラになったらしい。
よくわからないけれど、みんな俺をゴリラだと思ってる。なんで?とりあえず逃げよう。


 

2014年2月 『椅子と私』

作・演出:綾小路かまきり、てんとうむし小太郎

これは一つの椅子とそれを取り巻く人間のお話。
時間が経てば人は老い、やがて次の世代に移ってゆく。
終わりのない長い時間の中で『彼』は静かに、そこで生きた人間を見つめていた。

2013年12月『ピルグリム』

脚本:鴻上尚史 演出:てんとうむし小太郎

物語はひとりの作家の書斎から始まる。
彼は夢想する。今ある世界ではなく、しかし空想ではなく人々が誰も気付かなかった世界の在り方を。常に時代の先端を走り続けてきた著者がピルグリム(聖地を求めてさすらう巡礼者)というキーワードに託して送る、現代人のユートピア物語。

2013年10月 『ヱデンの雪』

作・演出:坂本朱里

明治という国号に変わり30年程が経ったある日。

僕の元に一通の手紙が届けられた。集落でたった一人のアイヌ民族、ハルの役目は死んだ家族を守ること。ひいては同法の墓を守ることだったが新政府から霊園を含めた土地を譲るようにと命令が下る。 

2013年6月 『雑貨店うずら日記』

作:スラッシャー松井 脚色・演出:てんとうむし小太郎

食品から日用品まであらゆる品物を扱う大手雑貨チェーン店雑貨店うずら。

仕事で大忙しの店長とバイトの元に現れる一風変わったお客たち。
さらにとんでもない落し物まで見つかって自体はとんでもない方向に向かっていく。
果たして、店長とバイトはこの事態を無事乗り越えることはできるのか!?

2013年5月 『三途 OF "RIVER" TY』

作・演出:舟越裕一郎

部隊は現代日本の場末のオカマバー、「SONS OF RIVERTY」。オカマのローズとマリー、そしてバーテンダーの東堂が、いつものように客足の乏しい店内でポーカーをしようとしていると、突如として店内のテレビから人間の腕が生えてくる。首、肩、両腕――じわりじわりと空気を侵食するようにテレビから這い出る存在に皆が恐れ戦っている最中、これまた突然、店内に素っ頓狂な声が響き渡った―― 

「すみません、引っ張ってもらって、いいですか――」